2025.08.20
― 新潟の雪が育んだ“熟成の芸術”が、全米の高級レストランで選ばれる理由 ―
2019年11月末、弊社ブランド「雪室熟成和牛」が初めてアメリカの地に降り立ちました。
雪国新潟で200年以上前から伝わる天然の冷蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で、30日間じっくり熟成されたA5ランクの和牛は、シカゴ空港を経由し、同年12月から現地代理店を通じて全米へと展開。
以来、ニューヨーク、シカゴ、ラスベガス、ボストン、ダラスなど、全米各地の高級レストランで高い評価を受け、継続的な導入が広がるなど、着実に支持を集めています。
シェフが語る「雪室熟成」の価値
2021年には、アメリカの大手総合情報紙「Bloomberg」にて雪室熟成和牛が特集されました。
記事では、ニューヨークの名門レストラン「Benno」のオーナーシェフJonathan Benno氏が「雪室の熟成により、甘く、風味豊かで、柔らかさがある。人生で一度は経験すべき。」と絶賛。雪室熟成という弊社独自の熟成方法が、従来の乾式熟成とは一線を画す“絹のような口当たり”を生み出すと紹介されています。
「Bloomberg」掲載についての記事はこちら
雪室熟成が生む、差別化とストーリー性
アメリカ市場では、鹿児島産や宮崎産などの和牛が既に広く流通しています。その中で弊社は、産地ブランドではなく「熟成方法」による差別化を図りました。
「雪室」という雪国新潟の風土を活かした天然冷蔵庫での熟成方法は“物語”としても強くお客様に伝わります。
雪室熟成和牛をご使用されている飲食店様からは、「顧客に説明しやすい」「他にない提案ができる」と高い評価をいただいています。
雪室熟成について、詳しくはこちらのコラムをご覧ください
次なるステージへ──アメリカの食文化に根付く雪室熟成和牛
雪室熟成和牛は、単なる「和牛」ではありません。日本の自然の力が育んだ、世界に誇る食文化の一端です。
今後も、品質とストーリー性を兼ね備えたこのブランドを、より多くのレストラン・ホテルへ届けてまいります。
皆様におかれましても、ぜひこの機会に「雪室熟成和牛」の魅力をご体感いただき、お客様の記憶に残る一皿を演出する素材として、ぜひご活用ください。
次回は、シンガポール市場での展開についてご紹介予定です。
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